タップダンスサークル

靴で奏でる無限のEntertainment!

よく分からないことには、なんとなく近づきにくい……、でも大学生になったからには何か新しいことを始めてみたい!

そう感じている皆さんへ、今回は、九州大学タップダンスサークル「That’s Entertainment!」をご紹介します。

誰でも気軽に参加でき、全力で楽しむことができる魅力的なサークルだ!と話してくれる代表の中村さんにその理由を伺います。

— 入部したきっかけを教えてください。

高校生の時に体育祭で踊ったダンスが、すごく楽しかったんです。そこから、大学に入学したらダンスを始めてみたいと思ってました。入学後、サークルの情報誌を読んでいた時にタップダンスが目に留まり、衝撃が走りました。「自分がやりたいことに一番近いのはこれだ!」と。

また、サークルの先輩方がとても魅力的だったこともきっかけの一つです。入部初日から気さくに話しかけていただいて、すぐに緊張が解けました。一緒にいてとても楽しかったんですよ。あんなにコミュニケーション能力の高い人たちは、なかなかいないんじゃないかなと思います。そんな誰でも輪に入りやすい雰囲気は、自分も心掛けてますし、受け継いでいるつもりです。

— サークルの活動内容について 教えてください。

現在は、週に3回火・木・土曜日、1日に2時間練習しています。先輩が後輩の隣に立って、動きを教えながら進めていきます。特に1年生にはマンツーマンで丁寧に教えています。練習が終わった後は、すぐに帰る人もいれば、残って自主練習をする人もいますよ。練習時間は人それぞれでOKっていう自由な感じなんで、一人一人のモチベーションにあった活動ができるのが、自分たちのいいところかなって思っています。

うちは、大会などへの出場ではなく、年に1度のライブを活動の集大成としてやっています。それを機に4年生は引退するので、完全燃焼するまで踊りきって、後輩に引き継ぎます!

— タップダンスの魅力とは何ですか?

タップダンスって、一見とても単調に感じられますよね。音を鳴らす場所が靴裏の4か所しかないので、奏でられる音は4つだけ。でも、音の鳴らし方や組み合わせ方、テンポなどを考えると、踊り方がどんどん出てくるんです。たった4音で表現の可能性を無限に広げられるというのが、タップダンスの一番の魅力だと思います。

また、舞台での演技は、視覚だけでなく聴覚も使って楽しめる点ですね。

— タップダンスは、基本的には音楽に合わせて踊るのですか?それともタップに合わせてBGMをつけるのでしょうか?

音楽なしでやるのもかっこいいですよね。基本的には音楽を流してそれに合わせて踊る形です。どんな曲でもタップダンスは踊れるんで、ライブでは、部員が各々の好きな曲をBGMにして、ダンスを披露します。曲によってダンスの作りやすさなど難易度が異なりますが、自分の好きな曲を踊るって楽しいですよ。

習いたての頃は大変ですが、時間をかけて地道に振り付けをして、ステージ上で自分のダンスをやり切った時の達成感は、何にも代え難い、特別なものです。

— 今後の目標を教えてください。

サークルの知名度を上げることです!僕は、タップダンスサークルはとても魅力的なサークルだと思っています。でも、サークル自体の知名度が低いのが、非常に残念なんです。自分たちの頑張り不足かもしれないですけど…。だからこそ、もっとたくさんの人に知ってもらうことが目標です。皆さんにもこの記事を通して、ぜひ名前を覚えていただきたいです!

— 読者の皆さんに向けてメッセージをお願いします。

タップダンスサークルは「遊ぶ時は遊び、練習する時は練習する」サークルです。学生生活が充実すること、間違いなしです!

気になる方は、ぜひ足を運んで確かめてみてください。

取材協力
代表(工学部4年)
中村 輝さん
Data

部員:25名(2023年10月1日時点)

メンバーの学年:学部4年 4名、3年 8名、2年 6名、1年 7名

活動場所:九州大学 課外活動施設Ⅱ

活動日:1週間に3回(火・木・土) 1日あたり2時間(正規練習)